ベンフィカに所属するGKジュリオ・セザール【写真:Getty Images】
ポルトガル1部のベンフィカが28日、チームに所属する38歳の元ブラジル代表GKジュリオ・セザールとの契約を解消したと発表した。
クラブの発表によると、2018年6月まで契約が残っていたものの、双方合意のもとで契約を解除したという。それに伴い、セザールが涙ぐみながら別れの挨拶を行う動画をクラブのウェブサイト上に公開した。
ただ、現時点で今後の去就は不透明となっており、現役引退するかまでははっきりしていない。英紙『デイリー・メール』によれば、同選手は「旅はここで終わる」と発言したものの、完全にプレーすることを辞めるかどうかまでは言わなかったと報じている。同選手の獲得を望むクラブが現れれば、現役続行するかもしれない。
セザールは母国ブラジルのフラメンゴでキャリアをスタートさせ、インテルやキエーヴォ、クイーンズ・パーク・レンジャーズ(QPR)などでプレーしてきた。インテルでは2005年から2012年まで所属しセリエA5連覇に貢献。インテルの“黄金期”を支えた。ブラジル代表としては通算87試合の出場経験があり、2010年W杯や2014年W杯などでプレーしている。
【了】