今季終了後に契約満了となる22歳のドイツ代表MFレオン・ゴレツカを引き留めるため、シャルケがクラブ記録となる年俸を提示したようだ。28日に独紙『シュポルト・ビルド』が報じている。

　2018年6月で契約満了となるゴレツカだが、シャルケとの契約更新は望んでおらず、冬の移籍市場でチームを退団する可能性が浮上していた。同選手に関してはリバプールやアーセナル、チェルシーやマンチェスター・シティ、さらにはユベントス、バイエルン・ミュンヘンも関心を示している。

　ルール上、契約満了の6ヶ月前から選手は移籍先クラブとの仮契約合意が可能だ。比較的安く獲得できる可能性があるだけに、今冬最大の「人気銘柄」となっている。場合によってはフリーで来年夏に獲得することもできる。

　同メディアによると、ゴレツカに対してシャルケは年俸1200万ユーロ（約15億9000万円）を提示したとのこと。これはクラブ史上最高額となる記録的な年俸だ。新契約締結となった場合には契約解除金も設定するという。

　ゴレツカは今季公式戦11試合に出場し4得点を記録しているシャルケの中心選手だ。22歳と若い上に189cmと身長も高い。ドイツ代表としては通算12試合出場で6得点決めている。シャルケとしては高年俸を提示してでも引き留めたい選手のようだ。

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