アントニオ・コンテ、カルロ・アンチェロッティ、ロベルト・マンチーニ【写真:Getty Images】
ミランは27日にヴィンチェンツォ・モンテッラ監督の解任と、ジェンナーロ・ガットゥーゾ新監督の就任を発表した。だが、早くも来シーズンの新たな監督選びが話題となり始めている。
夏の移籍市場で大型補強を敢行しながらもセリエAの上位争いから引き離されて結果が出ない状況に、ついにクラブは監督交代を決断。下部組織で若手を指導していたクラブOBのガットゥーゾ氏にトップチームを任せることになった。
だが、ビッグクラブでの監督経験のないガットゥーゾ監督はあくまで“繋ぎ”であり、来シーズンには新たな大物監督を迎え入れることが計画されているのではないかとみられている。
伊紙『コッリエレ・デッロ・スポルト』は、現在チェルシーを率いているアントニオ・コンテ監督がその最有力候補だと伝えた。過去にもミランを率いたカルロ・アンチェロッティ氏や、現在ロシアのゼニト・サンクトペテルブルクを率いるロベルト・マンチーニ監督もコンテ監督に次ぐ候補だとされている。
『ガゼッタ・デッロ・スポルト』紙は、すでにミランがコンテ監督と秘密裏に接触したと伝えている。コンテ監督はイタリア復帰に乗り気な姿勢を見せつつ、明確な回答は来春以降まで先送りにしたい考えのようだ。
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