アーセナルのアーセン・ヴェンゲル監督は、去就が注目されるMFメスト・エジルとFWアレクシス・サンチェスがこの冬に他クラブへ移籍することはないと主張した。英メディア『BBC』などが伝えている。

　アーセナルの主力選手であるエジルとサンチェスの2人だが、現在の契約はともに今シーズン末までで満了する。契約満了によりフリーでの放出となる事態をクラブが避けるためにも、冬の移籍市場で他クラブへ売却されるのではないかと盛んに噂されている。

　エジルに関してはバルセロナとすでに合意したとの報道があるほか、マンチェスター・ユナイテッドも有力な移籍先候補だとされている。サンチェスにはマンチェスター・シティなどが以前から強い関心を示しているという。

　だがヴェンゲル監督は、「もちろん彼らは残る」と主張。「ここにいる限りはクラブのために全力を尽くしてくれるはずだ。私の頭の中では、彼らはシーズンの最後までここに残ると思っている。信じられないような何かが起こらない限りはそれが変わるとは思えない」と語った。

　エジルとサンチェスが今シーズンの最後までアーセナルで戦ったとしても、契約が延長されなければやはり退団することになる。その可能性について指揮官は、「私だけが決められることではない。本人たちも決めなければならないことだ」とコメントしている。

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