6歳からマンチェスター・ユナイテッドに所属するエンジェル・ゴメスに引き抜きの噂【写真:Getty Images】
ボルシア・ドルトムントは1月に補強を画策している。だが、即戦力ではなく将来に向けた投資になるかもしれない。
英紙『サン』は、マンチェスター・ユナイテッドに所属するU-17イングランド代表MFエンジェル・ゴメスがドルトムントに狙われていると報じた。
6歳からユナイテッドに在籍し、すでにトップチームデビューとプロ契約を済ませている17歳のゴメスだが、スター揃いのチームで今季は出場機会に恵まれていない。10月にU-17イングランド代表の10番を背負ってU-17W杯優勝に貢献して評価を高めたところに、ドイツの名門が食いついた形だ。
ドルトムントは今年夏、マンチェスター・シティからゴメスと同じくU-17イングランド代表の主力だったジェイドン・サンチョを1000万ポンド(約15億円)という高額な移籍金で引き抜いた。すでにトップチームれのベンチ入りも果たすなど、徐々に信頼を掴みつつある。
ゴメスはサンチョとも仲が良く、ドイツ移籍に好影響を及ぼすかもしれない。元ポルトガルU-21代表の父親を持つサラブレッドであり、さらにはクラブ史上最年少リーグデビュー記録を有す名門ユナイテッド生え抜きのアタッカーは、自身のキャリアについてどんな決断を下すだろうか。
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