MF:一気に鹿島のレギュラーをつかんだボランチ、頼れるベテランを選出
左から東京ヴェルディの渡辺皓太、川崎フロンターレの中村憲剛、鹿島アントラーズの三竿健斗【写真:Getty Images】
――MFはどうでしょう?
MFは、三竿健斗(鹿島)、井手口(G大阪)、中村憲剛(川崎F)、大島(川崎)、渡辺(東京V)
――井手口はもはやレギュラークラスなので、他の選手について聞きましょう。三竿と渡辺、ヴェルディファンは喜んでくれそう。
正直に言えばヴェルディの井上潮音を選びたかったけど、今シーズンは怪我が多かった。でも彼が負傷している間、渡辺は本当に良かった。エネルギー十分なので、彼がいたら周りの選手は安心だと思う。
――賢いプレーヤーという感じがします。ポジショニングも良い感じ。
間違いなく。動きがうまいですね。ゲームの流れをよく読める選手。
――それではヴェルディの先輩でもある三竿はどうでしょう?
三竿は大岩監督が就任してから常にスタメンに入ってる。非常に信頼されてるプレーヤーです。彼も奈良と同じく“やり過ぎない”。昌子や植田をCBで置いたときに連係も良さそう。
――大島はどうですか? 日本代表からは遠ざかってますね。
今年は守備の面も改善できたと思います。長谷部はいないし、蛍も怪我、長澤もクラブW杯で不在だから、大島にとってこの大会はチャンスかな。
――大島みたいなタイプは今あまり日本代表にいませんね。
そうですね。ハードワーカーはどんどん増えているけど、テクニシャンはあまりいない。だからこそ中村憲剛! スペースを見つけるのは最強。ジーニアスだ。
――途中から出てきても力になってくれそうですね。
そうそう! スタメンは難しいと思うけど、残り20分でゴールが必要なとき、彼は最高のサブじゃない? E-1でもW杯でもそうだと思う。
――短い時間で力になれる選手はW杯で必要ですね。
その通りです。
MF
三竿健斗(鹿島)
井手口陽介(G大阪)
中村憲剛(川崎F)
大島僚太(川崎F)
渡辺皓太(東京V)