モンテッラ監督の解任報道に喜びを露わにしたFWカルロス・バッカ【写真:Getty Images】
現在ミランから1年の期限付きでビジャレアルに加入しているコロンビア代表のFWカルロス・バッカが、移籍元クラブの監督解任に喜びをあらわにしている。
ミランは27日、チームを率いていたヴィンチェンツォ・モンテッラ監督の解任を発表。今夏の移籍市場において、中国資本の導入により200億円もの大金をつぎ込んだにも関わらず、現在リーグ7位に沈んでいることがその大きな要因とされている。
この解任報道にいち早く反応を示したのは、昨季モンテッラ監督のもと不遇のシーズンを過ごしたカルロス・バッカであった。バッカは、自身のツイッターアカウントにて「神様は遅かった、でも決して忘れてはいなかった」と投稿。成績不振にもかかわらず指揮を続投していたモンテッラ監督が、最終的に解任の憂き目にあった事実を喜んだ。
バッカは昨季、モンテッラ監督の指揮下でリーグ戦29試合に出場。13ゴールをマークするなどまずまずの成績を収めたが、大事な試合で出場機会を得られないことに不満を募らせていたようだ。今年の2月に行われたセリエA第23節のサンプドリア戦では、相手に先制点を許した直後の72分に交代を命じられ、思わず「なんでいつも俺なんだ」と監督に怒りをぶつけていた。
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