柏木陽介はACLの大会MVPに輝きトロフィーも手にしたが…【写真:Getty Images】
AFCチャンピオンズリーグ(ACL)の決勝2ndレグが25日に行われ、浦和レッズはホームでサウジアラビアのアル・ヒラルに1-0で勝利。そして1stレグとの2戦合計スコアで2-1とし、10年ぶりのアジア制覇を成し遂げた。
大会MVPに輝いたのは浦和の柏木陽介だった。しかし、本人は「俺じゃないでしょって。トータル含めてという形では言われましたけど、個人的にはMVPをもらうようなプレーはしていない」と、異論があるようだった。
さらに「普通だったらラファ(ラファエル・シルバ)。決勝で2点取っているわけだから、もらわなきゃいけないかなと俺は思っている」と持論も展開。それでも「AFCの人が選んでくれたので、それはありがたく思う」と、ACLのMVPという称号を誇りに感じている。
「僕は本当にいろいろなところで言っていますけど、自分1人では戦えないし、周りに生かされて周りを生かすことができる選手だと思っているので、みんながMVPだと思います。お金はみんなに使いたいと思います」
(取材・文:舩木渉)
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