勝利逃したドルトムント【写真:Getty Images】
【ドルトムント 4-4 シャルケ ブンデスリーガ第13節】
現地時間25日にブンデスリーガ第13節の試合が行われ、ドルトムントはホームにシャルケを迎えて対戦。
ドルトムントとシャルケの試合は伝統の“ルール・ダービー(別名:レヴィア・ダービー)”として知られている。この試合でドルトムントに所属する日本代表MF香川真司はベンチスタートとなった。
試合開始して12分、ピエール・エメリク・オーバメヤンが右サイドに向けて大きくパスを送ると、クリスティアン・プリシッチがダイレクトでゴール前に折り返し、ヌリ・シャヒンが触って起動が変わったボールを最後はオーバメヤンがゴールに押し込んだ。
続く18分には、ドルトムントのフリーキックからシャルケのベンジャミン・スタンブリがクリアミスしオウンゴール。直後の20分には、カウンターから右サイドを突破したオーバメヤンがゴール前に向けてパスを送り、飛び込んできたマリオ・ゲッツェが頭で押し込み3点目が入った。続く25分にもラファエル・ゲレイロが追加点を決めて4点目。
53分にフリーキックからシャルケのナウドが1点を返したが、ビデオ・アシスタント・レフェリー(VAR)によりオフサイドだったことが確認されゴールが取り消しとなる。それでも61分、グイード・ブルクシュタラーが頭で押し込み今度こそシャルケに1点が入る。続く65分にもアミネ・ハリトが追加点を決めて2点差に。
72分にはオーバメヤンが2枚目のイエローカードで退場しドルトムントは苦しい展開となる。さらに86分、ダニエル・カリジウリもゴールを決めて1点差になった。そして後半アディショナルタイム、コーナーキックからナウドにゴールを決められ同点に。ドルトムントはリードを守りきれず、4-4の引き分けに終わっている。ベンチ入りした香川は出場することなく試合を終えた。
【得点者】
12分 1-0 オーバメヤン(ドルトムント)
18分 2-0 オウンゴール(ドルトムント)
20分 3-0 ゲッツェ(ドルトムント)
25分 4-0 ゲレイロ(ドルトムント)
61分 4-1 ブルクシュタラー(シャルケ)
65分 4-2 ハリト(シャルケ)
86分 4-3 カリジウリ(シャルケ)
90分+4分 4-4 ナウド(シャルケ)
【了】