2016年、劇的勝利の岡山、ドローで決勝進出のC大阪
セレッソ大阪の柿谷曜一朗【写真:Getty Images】
【松本山雅FC(3位) 1-2 ファジアーノ岡山(6位)】
【得点者】
[岡山]
押谷祐樹(27分)
赤嶺真吾(90分+2)
[松本]
パウリーニョ(74分)
6位でのプレーオフ挑戦となったファジアーノ岡山が、リーグ終盤の不調を払拭するような粘りを見せつけた。27分に押谷祐樹のゴールで先制したものの、74分に追いつかれてしまう。
引き分けで終わると松本が決勝進出となるが、クラブ史上初のJ1昇格を目指す岡山に勝利の女神が微笑む。1-1で迎えた後半アディショナルタイム、フィードを豊川雄太が落とすと、これに反応した赤嶺真吾が値千金の決勝ゴールをねじ込み、国内最高峰リーグへの切符に手をかけた。
【セレッソ大阪(4位) 1-1 京都サンガF.C.(5位)】
【得点者】
[C大阪]
柿谷曜一朗(13分)
[京都]
有田光希(90分)
J1レベルの選手を多数揃えるセレッソ大阪だが、リーグ戦では自動昇格を逃したばかりか4位でのプレーオフ出場となった。だが、この準決勝ではエースの柿谷曜一朗がネットを揺らし、幸先よく先制に成功した。
試合終盤に京都サンガF.C.の有田光希にゴールを奪われ引き分けに終わったものの、リーグ戦の順位が上のC大阪が決勝に駒を進めることとなった。
豪華な陣容を誇るC大阪だが、不安の残るゲームをしてしまった。だがこの舞台で重要なのは結果のみ。ファイナルのカードはC大阪と岡山となった。
【了】