浦和レッズサポーターのコレオグラフィー【写真:Getty Images】
AFCチャンピオンズリーグ(ACL)決勝の2ndレグが25日に行われ、浦和レッズがサウジアラビアのアル・ヒラルにホームで1-0の勝利を収めた。この結果、2試合合計2-1とした浦和が優勝を飾った。
先週末にアウェイで開催された1stレグは1-1のドロー。浦和は0-0のスコアで終盤を迎え、そのまま耐え抜いても優勝できる状況だったが、88分にラファエル・シルバが決勝ゴールを奪った。
この結果、浦和は今大会のホームゲーム7試合を7戦全勝の成績で終えることになった。特に決勝トーナメントに入ってからの4カードは全て、アウェイでの1stレグを敗戦またはドローで終えたあと、ホームでの2ndレグに勝利を収めて逆転あるいは勝ち越しに成功している。
グループステージではアウェイで1勝2敗だったが、ホームでは3戦3勝。ベスト16では韓国の済州ユナイテッドに0-2、準々決勝では川崎フロンターレに1-3といずれもアウェイで2点差負けを喫したが、ホームでの3点差勝利で見事に逆転してみせた。
準決勝の上海上港戦、決勝のアル・ヒラル戦はいずれもアウェイゲームを1-1のドローに持ち込んだあとホームで1-0の勝利。ホーム7試合に全勝を収め、合計21得点4失点という数字を残した。
その強さの理由は、やはり熱狂的な応援で知られるレッズサポーターにもあるのだろう。25日の決勝2ndレグではJリーグも含めて今季の最多入場者数となる5万7727人の観客が壮大なコレオグラフィーで試合を盛り上げ、大声援でチームを勇気づけていた。
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