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浦和、レアルや本田圭佑と対戦の可能性も。アジア王者としてクラブW杯へ

text by 編集部 photo by Getty Images

浦和レッズ
ACL決勝に勝利を収めた浦和レッズ【写真:Getty Images】

 AFCチャンピオンズリーグ(ACL)決勝の2ndレグが25日に行われ、アル・ヒラルを1-0で下した浦和レッズが2試合合計2-1で優勝を飾った。この結果、浦和は12月に行われるFIFAクラブ・ワールドカップ(W杯)の出場権も獲得している。

 アウェイでの1stレグを1-1で折り返していた浦和は0-0のまま耐え抜いても優勝できる状況だったが、88分にラファエル・シルバが決勝ゴール。2007年以来10年ぶり2度目の優勝を成し遂げた。

 この結果、浦和はアジア王者としてクラブW杯へ出場する。UAEで開催される今年の大会では、昨年までのようにJリーグ勢が開催国枠では出場できないため、日本のチームが出場するためにはACL制覇が唯一の道筋だった。

 12月9日の準々決勝から登場となる浦和は、アル・ジャジーラ(開催国王者)対オークランド・シティ(オセアニア王者)の勝者と戦うことになる。この試合に勝利を収めれば、準々決勝はUEFAチャンピオンズリーグ2連覇中の欧州王者レアル・マドリーとの対戦だ。

 マドリーを撃破する快挙を成し遂げて決勝へ進んだ場合、あるいは敗れて3位決定戦に回った場合は、本田圭佑の所属するメキシコのパチューカ(北中米カリブ海王者)、南米王者(アルゼンチンのラヌースまたはブラジルのグレミオ)、ウィダド・カサブランカ(アフリカ王者)のいずれかと対戦。また、準々決勝で敗れて5位決定戦に回った場合もパチューカまたはウィダドと対戦する。

 前回出場した2007年大会ではミランに敗れて決勝進出を逃した浦和だが、アフリカ王者との3位決定戦を制して3位で大会を終えた。今回はどのような戦いを見せてくれるのだろうか。

【了】

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