ロビーニョはミラン時代の性的暴行容疑で罪に問われている【写真:Getty Images】
かつてレアル・マドリーやマンチェスター・シティ、広州恒大などで活躍し、現在母国ブラジルのアトレチコ・ミネイロでプレーする同国代表FWロビーニョが、長期間収監される可能性が浮上した。
英『BBC』などによれば、ロビーニョは同胞のブラジル人男性5人とともに、ミランに在籍していた2013年に当時22歳のアルバニア人女性に性的暴行を加えた疑いで告訴され、イタリアの裁判所から禁錮9年を求刑されたという。
これに対しロビーニョは自身のインスタグラムを通じて「数年前に起こった出来事には関与していない」と、無実を主張している。
すでにロビーニョ側は上訴手続きに入っており、すべての判決が確定するまで刑の実行は保留される。33歳のブラジル代表FWがすぐに収監されることはない。
2016年2月からアトレチコ・ミネイロに所属するロビーニョは、2005年に移籍したレアル・マドリーから欧州でのキャリアをスタートした。その後マンチェスター・シティ、サントスへの復帰を経て2010年にミランへ加入。
その後2014年に期限付き移籍で再びサントスへ復帰し、2015年夏に中国の広州恒大へと移籍した。ブラジル代表100キャップを達成したスター選手の疑いは晴れるのか、それとも判決が覆らず収監されてしまうのか、その動向はしばらく注目を集めそうだ。
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