アーセナルのメスト・エジル【写真:Getty Images】
スペイン・カタルーニャ地方のラジオ局『カタルーニャ・ラジオ』によると、今冬バルセロナはアーセナルに所属するドイツ代表MFメスト・エジル獲得に合意したと報じている。
同ラジオではバルセロナが2000万ユーロ(約26億円)の移籍金をアーセナルに支払うことで合意したと伝えている。なおエジルはバルセロナと2021年までの契約にサインを済ませているようだ。
今夏、バルセロナはブラジル代表MFフェリッペ・コウチーニョ獲得に動いていたが所属チームのリバプールが放出を拒否し移籍成立とはならなかった。バルセロナのジョゼップ・マリア・バルトメウ会長は今冬での選手補強を明言しておりコウチーニョ獲得が難しい状況でエジルに切り替えた模様だ。
またバルセロナがエジルを獲得したい理由は他にもあるようだ。今季アーセナルはヨーロッパリーグ(EL)に出場しておりエジルはバルセロナに移籍してもチャンピオンズリーグ(CL)には出場は可能である。この点にも注目しているようだ。
一方のアーセナルもエジルを売却したい理由があるようだ。スペイン紙『 MundoDeportivo 』によると、アーセナルは今季終了後に契約の切れるエジルが同クラブとの契約延長の意志がないことを知り移籍金を得るため売却することを選択したと伝えている。
先日、スペイン『ディアリオ・ゴル』ではバルセロナのFWリオネル・メッシがエルネスト・バルベルデ監督にエジル加入を望まない意思を伝えたと報じていた。果たして29歳のレフティーは本当に今冬からバルセロナでプレーするのだろうか。
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