イタリア代表【写真:Getty Images】
ニュージーランド代表とのロシアW杯大陸間プレーオフを制し、36年ぶりのW杯出場を決めたペルー代表が、ロシアW杯の参加資格を失うかもしれない。ペルーメディアが報じたこの一報に、イタリアをはじめとして様々な海外メディアが反応を示した。22日に伊メディア『プレミアムスポーツHD』も報じている。
この問題は、ペルーのパロマ・ノセダ国会議員がペルーサッカー連盟を国家の支配下に置くという法案を提出したとのことから始まった。法案が成立するようなことがあれば、ペルーサッカー連盟は独立性を失うことになる。国際サッカー連盟(FIFA)はルール上、政治介入を禁じており、ペルー代表のW杯出場資格が剥奪される可能性があるようだ。ペルーメディア『リベロ』によれば、「欠場国が出た場合はFIFAの裁量で決めることになる」という。
イタリア代表、もしくは別の南米の国が代わりにW杯出場するかもしれないという推測が報じられる中、同メディアは「ニュージーランドが最前線にあると予想される」と伝えつつ「潜在的にはイタリアを含むプレーオフで消滅した他のすべての国が潜在的に活躍する可能性がある。しかし、チリ代表も南米予選でペルーの後ろについている」と報じた。一方で「要するに、まぁ…EURO2020の事について考える方が良いだろう」とのコメントも。
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