レアル・マドリー移籍の噂が立つアーセナルのFWアレクシス・サンチェス【写真:Getty Images】
ゴール不足に苦しむレアル・マドリーが、アーセナルのチリ代表FWアレクシス・サンチェスの獲得に照準を合わせているようだ。英紙『Tribal football』が伝えた。
レアル・マドリーは今季、国内リーグで7勝3分け2敗の勝ち点24で3位に甘んじており、得点数もリーグ5位と例年のようにはいっていない。エースのFWクリスティアーノ・ロナウドやFWカリム・ベンゼマら点を取るべき選手がわずか1得点しか取れていない現状がそれに大きな影響をおよぼしている。
そこで同紙によると、マドリーのフロレンティーノ・ペレス会長が以前からコンタクトを取り続けてきたサンチェスの獲得を目指しており、早ければ冬の移籍市場には交渉に動くようだ。
一方、来年6月でクラブとの契約を解除するサンチェスは、マドリー側に2つの要求をしている。1つ目は、マドリーのBBCトリオ(カリム・ベンゼマ、ガレス・ベイル、クリスティアーノ・ロナウド)のバックアップ要員としてではなく、レギュラー選手としてチームに加入すること。2つ目は、現在アーセナルで受け取っている給料よりも高額の年俸で契約することだ。これらの要求が満たされれば移籍実現の可能紙も高まるという。
かつては、2011年から2014年までの3年間バルセロナでプレーした経験のあるサンチェスだが、最大のライバルであるレアル・マドリーへの“禁断の移籍”は現実となってしまうのだろうか。
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