クリスティアーノ・ロナウドは快勝したCLの試合後に怒りの取材拒否【写真:Getty Images】
今季ゴール欠乏症に苦しんでいたクリスティアーノ・ロナウドは、ついに長く暗いトンネルから抜け出したかもしれない。
現地時間21日に行われたUEFAチャンピオンズリーグ(CL)のグループステージ第5節でAPOELニコシアと対戦したレアル・マドリーは、6-0で快勝した。C・ロナウドも2得点を決めて勝利に貢献し、気分良く試合を終えたかに思われた。
しかし、スペイン紙『エル・パイス』などによれば、C・ロナウドは取材エリアに現れると「僕が一つのことを言えば、君が他のことを言う。もう僕は話すつもりはない。なぜなら自分が何かを話せば、別の日に話していない他のことまで書かれる。それでどうして話そうを思えるんだ!」と語り、不機嫌な様子でスタジアムを後にしたという。
ここでC・ロナウドが述べた「話していない他のこと」が何かはわかっていない。だが、スペインメディアは今月1日にCLのグループステージ第4節でトッテナムに敗れた後、同選手が「今季のメンバーには経験が足りない」「ぺぺやハメス・ロドリゲス、アルバロ・モラタは僕たちを強くした。夏に獲得した選手たちにポテンシャルはあるが、まだ若い」などと発言したことに起因すると見ている。
一連のコメントについて、マドリーのキャプテンを務めるセルヒオ・ラモスは「スペイン・スーパーカップとUEFAスーパーカップを制した時と同じメンバーだった」と、C・ロナウドと違った見解を示した。
このやりとりによって各メディアは「マドリーに内紛」「火種がくすぶる」といった論調で、C・ロナウドとS・ラモスの間に確執があると報じていた。前者にとってこういった報道の姿勢と内容が不満だったのかもしれない。
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