辞任を表明したFIGCのカルロ・タベッキオ会長【写真:Getty Images】
現地時間20日、イタリアサッカー連盟(FIGC)のカルロ・タベッキオ会長が辞任を表明した。伊紙『ガゼッタ・デッロ・スポルト』など複数のメディアが伝えている。
イタリア代表は、ロシアW杯欧州予選のプレーオフで、スウェーデンに合計スコア0-1の敗北を喫し60年ぶりのW杯出場を逃した。その後、責任はすぐさま指揮官のジャンピエロ・ヴェントゥーラ監督に向けられ、その後15日には同監督の退任が発表されていた。
しかし、イタリア国民の不満はそれでは収まらず、非難の矛先はFIGCのタベッキオ会長にまで及ぶことに。20日、同会長の続投の是非を問う会議が開かれたが、会議は20分足らずで終了。最終的には、タベッキオ会長が責任を負う形で、自らの辞意を表明してる。
「私は辞職する。なぜなら失敗したからだ。全てのイタリア国民に謝罪する。今はイタリアサッカーにとって新たな時代へと船出をする時だ」
イタリアは現在、新たな指揮官探しに奔走している。イタリア代表は、この先監督人事含めどのような経過をたどっていくのだろうか。
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