レアル・マドリーのクリスティアーノ・ロナウド【写真:Getty Images】
レアル・マドリーのFWクリスティアーノ・ロナウドは、輝かしいキャリアの中でも異例のゴール欠乏症に苦しんでいる。このままのペースでシーズンを過ごせば、今季の得点数はわずか「4点」に終わるというデータをスペイン紙『アス』が伝えた。
C・ロナウドは今季リーガエスパニョーラ開幕前のスペイン・スーパーカップで退場となり、主審を押したことで5試合の出場停止処分を受けた。これによりリーガの開幕から4試合を欠場し、第5節でようやく初出場を果たすことができた。
だがそこから、先週末に行われたアトレティコ・マドリーとのダービーマッチまで8試合にフル出場しながらも、得点は第8節ヘタフェ戦で挙げた1点のみ。2009年のマドリー加入以来、圧倒的なワースト記録となっている。
最終的に48ゴールで得点王を獲得した2014/15シーズンには、第12節終了時点で実に20ゴールを記録。最も得点の少なかったマドリー加入1年目でも、12節時点で5ゴールを挙げていた。
このままのペースで進んだとすれば、残り26試合にフル出場したとしても、わずか「4.2得点」でシーズンを終える計算となる。マドリーでの過去8シーズンはいずれも25得点以上を記録してきたC・ロナウドだが、今後どこまで巻き返すことができるだろうか。
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