ケヴィン・ミスリンタート氏【写真:Getty Images】
ボルシア・ドルトムントに所属する日本代表MF香川真司などを発掘した名スカウトが同クラブを退団することになったようだ。
独紙『ビルト』によると、ドルトムントのチーフスカウトであるケビン・ミスリンタート氏がアーセナルへ引き抜かれることになったと伝えている。アーセナルは違約金200万ユーロ(約2億6000万円)をドルトムントに支払うことで合意し近日中にも正式発表されるようだ。
2007年からドルトムントで働いているミスリンタート氏はこれまで多くの若きタレントを引き抜いてきた。2010年には香川とポーランド代表FWロベルト・レバンドフスキ(現バイエルン・ミュンヘン)、2013年はガボン代表FWピエール=エメリク・オーバメヤン、2015年にはアメリカ代表FWクリスティアン・プリシッチそして2016年にはフランス代表FWウスマン・デンベレ(現バルセロナ)といった選手を発掘してきた。
これまで陰でドルトムントの躍進を支えてきたミスリンタート氏のクラブ退団は今後のドルトムントのスカウティングにどのような影響を与えるのだろうか。
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