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モウリーニョ、英代表での選手の扱いに憤慨。「17年間の監督生活で初めて」

text by 編集部 photo by Getty Images

フィル・ジョーンズ
イングランド代表のフィル・ジョーンズ【写真:Getty Images】

 マンチェスター・ユナイテッドのジョゼ・モウリーニョ監督は、同クラブ所属のDFフィル・ジョーンズがイングランド代表で受けた扱いについて、イングランドサッカー協会(FA)に憤慨している。英紙『ミラー』などが伝えた。

 負傷を抱えながらも代表チームの招集に応じたジョーンズは、現地時間10日に行われたドイツ代表との国際親善試合に出場したが、前半のうちに負傷の影響で交代を余儀なくされた。

 モウリーニョ監督が明かしたところによれば、ジョーンズはドイツ戦に出場するために6本の痛み止め注射を打っていたという。「私は2000年から監督をやっているが、親善試合に出場するために痛み止め注射を打った選手など一人も聞いたことがない」と訴えた。

「私も天使なわけではない。重要な公式戦に出場するために選手が痛み止めを打ったこともあった。だが親善試合でプレーするために6本の痛み止めを打つなどというのは全く聞いたことがない」とモウリーニョ監督。ジョーンズに無理を強いた上に負傷を悪化させたとして怒りをあらわにしている。

 ユナイテッドは現地時間18日に行われるプレミアリーグ第12節の試合でニューカッスルと対戦する。長期の離脱を強いられていたFWズラタン・イブラヒモビッチやMFポール・ポグバ、DFマルコス・ロホのメンバー入りが見込まれる一方で、ジョーンズはこの試合を欠場することになる。

【了】

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