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シーズン大詰めのJ1、次節には鹿島優勝と大宮・甲府降格が決まる可能性も

text by 編集部 photo by Getty Images

鹿島アントラーズ
鹿島アントラーズ、次節こそ優勝決定なるか【写真:Getty Images for DAZN】

 18日に明治安田生命J1リーグ第32節の8試合が行われた。シーズンもいよいよ大詰めを迎え、優勝チームや降格チームなどの決定が迫っている。

 首位の鹿島アントラーズは、前倒しで今月5日に行われた第32節の浦和レッズ戦に勝利を収め、2連覇決定に王手をかけていた。だが2位の川崎フロンターレが勝利を収めたことで、両チームの勝ち点差は残り2試合で4ポイントのままとなり、鹿島の優勝決定はならなかった。

 それでも、鹿島が優勝に王手をかけていることに変わりはない。26日に行われる次節、ホームでの柏レイソル戦に勝てば優勝が決定する。鹿島が柏に敗れた場合でも、3日後の29日に行われる試合で川崎Fが浦和に敗れれば優勝決定。鹿島が引き分けた場合、川崎Fの引き分け以下で鹿島の優勝が決まる。

 3位以内に与えられるAFCチャンピオンズリーグ(ACL)出場権争いでは、鹿島に続き、川崎Fが今節の勝利により出場権獲得を決めた。残りの1枠を3位セレッソ大阪、4位柏レイソル、5位横浜F・マリノス、6位ジュビロ磐田が争っている。

 今節はC大阪が横浜FM、柏が磐田との直接対決にそれぞれ勝利を収めたことで、3位と4位の2チームが大きく優位に立った。次節はC大阪がホームでのヴィッセル神戸戦に勝利し、柏が鹿島に勝てなかったとすれば、C大阪の3位以内が確定する。

 下位では、ここ数試合粘りを見せていた最下位のアルビレックス新潟がついに降格決定となる一方で、13位の北海道コンサドーレ札幌が残留を決めた。残り2試合で、清水エスパルス、サンフレッチェ広島、ヴァンフォーレ甲府、大宮アルディージャの4チームのうち2チームの残留、2チームの降格が決まることになる。

 17位の大宮は次節の甲府との直接対決に勝てなければ降格が決まる。勝った場合でも、広島がFC東京から勝ち点1以上を獲得すれば降格が決定。一方の甲府も、大宮戦に勝てなかった場合、清水と広島の結果次第で降格が決定する可能性がある。

【了】

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