来年9月に開幕する北中米カリブ地域の新リーグはアメリカ代表なども参加する【写真:Getty Images】
ヨーロッパに続いて、北中米カリブ地域も新たな代表チームの大会創設に動くようだ。
米『FOXスポーツ』など複数メディアによれば、北中米カリブサッカー連盟(CONCACAF)が、同地域内の各国代表チームが参加する新たなリーグ戦方式の大会「CONCACAFリーグ・オブ・ネーションズ」を創設すると報じた。
アメリカやメキシコをはじめとした強豪も含め41の国と地域が参加し、昇降格ありで実力別に分けた3部制のリーグ戦になるとのこと。開幕は来年9月の予定で、CONCACAFゴールドカップの予選とW杯予選のシード決めを兼ねる他、これまで親善試合に使われていた日程の多くが今後CONCACAFリーグ・オブ・ネーションズに置き換えられるという。
欧州サッカー連盟(UEFA)はすでに来年9月から「UEFAネーションズリーグ」という各国代表チームによる新たなリーグ戦を開催すると明かし、グループ分けなどのフォーマットも発表されている。
ヨーロッパだけでなく北中米カリブ地域も独自のリーグ戦を整備するとなれば、日本や韓国などアジアの国がそれまで親善試合で戦ってきたような多くの欧米の国々と対戦する機会が失われる可能性がある。
【了】
★W杯予選まとめはこちら★