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ドルトムント監督、3連敗招いた開始直後の失点を「馬鹿げている」と非難

text by 編集部 photo by Getty Images

ペーター・ボス
ボルシア・ドルトムントのペーター・ボス監督【写真:Getty Images】

 ボルシア・ドルトムントは現地時間17日、ブンデスリーガ第12節でシュトゥットガルトに1-2の敗戦を喫した。

 リーグ戦ではハノーファー戦、バイエルン・ミュンヘン戦に続く3連敗。ここ最近の5試合で勝ちがなく、ドルトムントのペーター・ボス監督は「かなり痛い」と今節の敗戦を悔やんだ。独紙『シュトゥットがルター・ツァイトゥング』など複数メディアが試合後のコメントを伝えている。

 ボス監督は、開始5分での失点を「我々はどうやってゴールを与えたか…馬鹿げている」と非難した。相手の雑な縦パスを前に出て処理しようとしたGKロマン・ビュルキがすでに動き出しているにもかかわらず、DFマルク・バルトラは強めのバックパスで対応。完全に意思が食い違い、こぼれ球をゴールにされてしまった。

 この失点からリズムの悪くなったドルトムントは、時間とともに決定機の数も少なくなり、反撃は前半終了間際の1点のみ。ボス監督も「前半はまあまあ良かったが、後半は良くなかった」と認めた展開で、為す術なく敗れてしまった。

 ここ5試合で14失点と、守備面は特に大きな問題を抱えているドルトムント。今節はエメル・トプラクが負傷で起用できず、ソクラティス・パパスタソプーロスも足を痛めて前半のみで交代。そして万全のはずのバルトラが致命的なミスを犯し、後半から出場したダン=アクセル・ザガドゥーも緩慢なプレーで2失点目に絡んだ。完全に崩壊状態の守備陣をいかに立て直すかが、今後の戦いの結果に大きな影響を及ぼしそうだ。

【了】

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