アーセナルのアレクシス・サンチェス【写真:Getty Images】
アーセナルで指揮を執るアーセン・ヴェンゲル監督は同クラブに所属するチリ代表FWアレクシス・サンチェスとドイツ代表MFメスト・エジルについて注目の発言をしている。
アーセナルの中心選手であるサンチェスとエジルは今季終了後にクラブとの契約が切れる。今冬にも両選手がクラブを去る可能性があるかとの質問に対しヴェンゲル監督は「現状、決定は下されていない。我々は前半終了時点でどの位置にいるかを見極める必要がある」と答えている。
プレミアリーグ第11節を終了した時点で勝ち点19のアーセナルは6位とヨーロッパリーグ(EL)出場権にも届いていない。それでも2位のマンチェスター・ユナイテッドとの勝ち点差は4と十分上位進出を狙える位置に付けている。
サンチェスを巡っては今夏マンチェスター・シティが獲得に動いていたとされていた。またエジルはかつてレアル・マドリー時代に師弟関係だったジョゼ・モウリーニョ監督率いるマンチェスター・ユナイテッドが強い興味を持っているとされている。その他、バルセロナやアトレティコ・マドリーなども両選手を獲得リストに挙げている模様だ。
年末までにアーセナルはトッテナムやユナイテッド、リバプールといった上位クラブとの対戦も残している。主力選手を何としても保持したいアーセナルにとって大事な1ヶ月となりそうだ。
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