息子エディンくんを抱くユベントスのMFミラレム・ピャニッチ【写真:Getty Images】
ユベントスファンが、新たな才能(?)の誕生に沸き立っている。
それは同クラブに所属するボスニア・ヘルツェゴビナ代表MFミラレム・ピャニッチがインスタグラムに投稿した動画が発端だった。
動画に映っているのはピャニッチと4歳の息子エディンくんがボールで遊ぶ様子だった。数秒間だけだが、エディンくんは父が放ったシュートを見事なセービングで弾き飛ばした。これにはファンも驚き「何てセーブだ!」「ファンタスティック」「まるでタファレル(元ブラジル代表の伝説的GK)のようだ!」「ポスト・ブッフォン」「将来ブッフォンの穴を埋められる!」と絶賛のコメントが相次いだ。
ピャニッチの祖国ボスニア・ヘルツェゴビナの『サラエボ・タイムズ』も「小さなエディンは父親から愛情と才能を継承した。これまでにもエディンにはボールを扱う素晴らしい才能があると書いてきたが、彼は父親と違ってゴール前でも素晴らしい」と、将来代表チームを背負うかもしれない大器を称賛する。
実はエディンくん、今年2月にユベントスの練習に“参加”して、選手たちに混ざって同じウォーミングアップメニューをこなす姿が話題になっていた。そこでは3歳にしてミニハードルを軽快に飛び越える華麗なフットワークを披露し、現地メディアからも「洗練されている」と高評価を受けていた。
ピャニッチの父ファールディン氏も優秀なサッカー選手だったとのことで、近い将来、3代にわたって受け継がれた類い稀な才能がピッチ上で花開く姿を見られるかもしれない。
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