ブラジル代表の選手たち【写真:Getty Images】
現地時間15日、ロシアW杯予選大陸間プレーオフの第2戦が行われ、ホームのペルーがニュージーランドに2-0で勝利。合計スコア2-0で勝利したペルーがW杯出場への切符を手にした。
これにより、W杯に出場する全32チームが出揃うことに。グループリーグの抽選の際のポッド分けも確定し、日本代表はポット4に入ることとなっている。
W杯へ向けまず重要となってくるのがグループリーグの組み合わせ。なるべく強いチームとの対戦は避けていきたいところだが、ポット4へ入ることになった日本代表は、強豪が集う“死の組”に入る可能性も考慮しなければならない。
10月発表の最新のFIFAランキングを基準にポット1へ振り分けられたチームは、みな実力のあるチームばかり。FIFAランク65位とはいえホームアドバンテージのある開催国ロシア代表を含めすべて厳しい相手となるため、まずはポット2、3に入ったチームからFIFAランキングをもとに日本代表にとっての“死の組”を考えていきたい。
ポット2で最も危険なチームは、FIFAランク8位で2010年南アフリカW杯の覇者であるスペイン代表となる。それ以外のチームも、全て同ランキング20位内のチームなだけに侮ることはできない。
つづいてポット3のFIFAランキング最上位はデンマーク代表となる。そのほか欧州予選プレーオフでイタリア代表を退けW杯出場権を獲得したスウェーデン代表なども強敵だ。
最後に、ポット1を見てみよう。FIFAランクを基準にすれば1位はドイツ代表であるが、すでにポット2とポット3で欧州の2チームを想定してしまった。そのため欧州以外の地域から選ぶことにすると、FIFAランキング最上位はブラジル。先日の親善試合で1-3の惨敗を喫した相手だ
W杯の組み合わせ抽選会は、12月1日にロシアの首都モスクワで行われる。
【FIFAランキングから想定した日本代表にとっての“死の組”】
ブラジル (FIFAランク2位)
スペイン(FIFAランク8位)
デンマーク(FIFAランク19位)
日本 (FIFAランク44位)
【了】
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