ポット1に勝つのは難しいという現実
ポット4に振り分けられた日本はグループリーグの4チームで最弱の位置づけになる。ブラジルとベルギーは逆にグループ最強クラスだ。従って、ブラジルとベルギーに負けたのはごく当然の結果にすぎない。ポット1のチームを相手に勝ち点は計算できない。ドローなら十分だ。
ブラジルには完敗だったが、ベルギーには0-1。ロースコアの流れに持って行けたので、運がよければドローにできる可能性は見出せた。悪い結果ではない。ただ、やはりこの内容では勝つのは難しい。日本のペースともいえた前半でもチャンスメークとシュート数では完全に相手のほうが上だった。
後半は日本のペースが落ち、ベルギーもギアを上げてきたために劣勢になった。相手を下がらせるキープができないために、連続的に攻撃されてさらに体力を失っている。ミドルプレスとハイプレスが効いているうちは互角に戦えるが、自陣に押し込まれると耐えられなかった。
日本にもチャンスはあったが決めきれず。ただ、もともと決定力に差がある以上、チャンスの数ないし質で上回れなければ勝機は薄い。現状でポット1のチームに勝つのはやはりかなり難しい。