イタリア代表を率いていたジャンピエロ・ヴェントゥーラ監督【写真:Getty Images】
イタリアサッカー連盟が15日、代表チームを率いていた69歳のジャンピエロ・ヴェントゥーラ監督を解任したと発表した。ただ、同監督に対し違約金として86万6000ユーロ(約1億1500万円)を支払う必要性は残っていると、15日に伊メディア『フットボールイタリア』が報じている。
2016年7月、EURO2016終了後に代表チーム指揮官から退いたアントニオ・コンテ監督(現:チェルシー)の後任としてヴェントゥーラ監督が指揮官に就任。10試合で7勝をおさめる功績を残したことで、今年8月にイタリアサッカー連盟はヴェントゥーラ監督と2020年まで契約を更新している。
その際、8ヶ月間で130万ユーロ(約1億7300万円)を支払う契約を結んでいたようだ。そのため、同監督に対して86万6000ユーロ(約1億1500万円)分の支払いが残っているという。W杯出場を逃した後、ヴェントゥーラ監督は辞任を否定していた。引き留めるために契約更新したことが、かえって仇となってしまったようだ。
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