イタリア代表を率いていたジャンピエロ・ヴェントゥーラ監督【写真:Getty Images】
イタリアサッカー連盟が15日、代表チームを率いていた69歳のジャンピエロ・ヴェントゥーラ監督を解任したと発表した。
2016年7月、EURO2016終了後に代表チーム指揮官から退いたアントニオ・コンテ監督(現:チェルシー)の後任としてヴェントゥーラ監督が指揮官に就任。ロシアW杯欧州予選を戦いスペイン代表などと本大会出場をかけて争った。しかし、グループGで2位の成績に終わり欧州予選プレーオフにまわることになる。
欧州予選プレーオフではグループA2位のスウェーデン代表と対戦。1stレグでは0-1の成績に終わったため、2ndレグに望みをかけたが0-0の引き分けに終わっている。2戦合計0-1となったため、イタリアは1958年スウェーデン大会以来、60年ぶりのW杯予選敗退となった。
後日、ヴェントゥーラ監督は辞任の可能性を否定し続投する構えを見せた。しかし、この事態を重く受け止めたイタリアサッカー連盟は同監督の解任を決定。現時点で、後任候補としてカルロ・アンチェロッティ氏などの名前が浮上している。
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