ベルギー代表のDFトーマス・ヴェルメーレン【写真:Getty Images】
現地時間14日に行われた国際親善試合で、ベルギー代表は日本代表に1-0で勝利を収めた。
3バックの一角で先発出場したベルギー代表DFトーマス・ヴェルメーレンが、対戦した日本の印象を語っている。ベルギー紙『Het Nieuwsblad』が伝えた。
「無失点で終えたことは僕たちにとって非常にポジティブなことであり、重要だった」とヴェルメーレンは安堵ともに日本戦を振り返る。というのも10日に行われたメキシコ戦でベルギー代表は3失点を喫し、メディアやファンから猛烈な批判を浴びていた。
「僕たちは多くのチャンスを与えなかった。日本は強いチームだと感じた。彼らはものすごくプレッシャーをかけてくるのに、疲れ知らずなんだ。後半はこちらがペースを少し上げて、ゲームはよりオープンになったね」
日本は前半開始からベルギーの3バックに対して厳しいプレッシャーをかけていた。ヴェルメーレンはその圧力に苦しんでいたようだ。
普段はバルセロナで出場機会をほとんど得られず、困難な時期を過ごしていただけに、短期間で2試合に出場できたことは本人も満足のようで「こんなの長いことやっていなかった。フィジカルの状態はとてもいい。代表チームに来て、試合のリズムをつかめたことが嬉しい」と語る。
ヴェルメーレンにとっての日本戦は、チームの完成度を高めるだけでなく自分自身の状態を上げるためにも重要な一戦となった。
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