乾貴士【写真:Getty Images】
【日本 0-1 ベルギー 国際親善試合】
日本代表は現地時間14日、国際親善試合でベルギー代表と対戦し0-1で敗れた。MF乾貴士は、良い試合で満足せず、チーム力を上げなければいけないと語っている。
ベルギーに先制を許したあと、乾は78分からピッチに立った。チームの守備に手応えを感じている同選手は、「イージーなミスが多すぎる」と改善点を指摘。「もっとつなげば全然違うので、簡単なミスさえしなければチャンスはあると思う。技術的なミスはなくしていける。そういうところをしっかりやっていければ、もうちょっと攻撃ができますし、守備にもつながると思う」と話している。
乾は「今日は良い試合をしたと思う。ひょっとしたら、引き分けられたかもしれない」としながらも、「それではワールドカップ(W杯)のグループを突破できない」と分かっている。「もしこの2試合がW杯なら、勝ち点を取れていない」と話し、「良い試合ができたと満足せずに、そこでどうやったら勝てるのかを考えていかないといけない」と、現状には満足していない。
W杯まで時間は短い。「あと7ヶ月しかないし、代表活動としては3月のあと1回で、そのあとはW杯なので少ない時間しかないけど、まずはチームでそれぞれが結果を題してレベルアップしていかないといけない。集まったときは短い時間でチーム力を上げなければいけない」と乾は語った。
(取材:元川悦子、文・構成:編集部)
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