ベルギー代表の日本戦における予想フォーメーション
現地時間14日、ベルギー・ブルージュで行われれる日本代表戦に向けたベルギー代表のスターティングメンバーが発表された。
ロベルト・マルティネス監督は、10日のメキシコ戦から 人を変更して日本に挑む。
GKはすでに予告されていた通りシモン・ミニョレが務め、3バックも2人を入れ替えた。これまでサブ扱いだったセバスティアン・カバセレ(ワトフォード)にチャンスが与えられ、負傷から復帰したヤン・フェルトンゲン(トッテナム)も先発メンバーに名を連ねた。バルセロナで冷遇されるトーマス・ヴェルメーレンはメキシコ戦に続くスタメン出場だ。
中盤の両サイドはメキシコ戦と変わらず。アクセル・ヴィツェル(天津権健)のダブルボランチの相方はケビン・デ・ブライネ(マンチェスター・シティ)が務めると見られる。
前線にはロメル・ルカク(マンチェスター・ユナイテッド)が入り、2列目からトルガン・アザール(ボルシアMG)とドリース・メルテンス(ナポリ)がサポートする。コンディションが懸念されたエデン・アザール(チェルシー)はベンチ外、同じくGKマッツ・セルス(アンデルレヒト)以下、DFデドリック・ボヤタ(セルティック)、FWミヒ・バチュアイ(チェルシー)もメンバー外となった。
メキシコ相手に3失点したことで、デ・ブライネが「あまりに守備的すぎる」とマルティネス監督の戦術を批判し大きな話題を呼んだ。日本戦前日の記者会見では質問がその話題ばかりになるほどだった。
しかし、マルティネス監督は「選手が意見を言うことは問題ない。我々は(選手の)情報が欲しい。戦術的にまだ準備できていない、それは真実である。だが、まだ準備段階であり、W杯本番前に戦術が完成すればいい。11月は情報収集に使いたい」と、デ・ブライネの発言を問題視せず。日本戦でも新たなチャレンジをすることに意欲的だった。
ベルギーとしては欧州予選で味わえなかった他の大陸のスタイルを直に経験し、W杯本大会に生かすのが、11月の2試合の大きな目的になっている。日本戦も彼らなりの意図を持って、W杯を意識した戦いをしてくるはずだ。
マルティネス監督が選んだベルギー代表のスターティングメンバーとベンチメンバーは以下の通り。
▽GK
12 シモン・ミニョレ(リバプール)
▽DF
24 セバスティアン・カバセレ(ワトフォード)
3 トーマス・ヴェルメーレン(バルセロナ)
5 ヤン・フェルトンゲン(トッテナム)
▽MF
15 トマ・ムニエ(パリ・サンジェルマン)
6 アクセル・ヴィツェル(天津権健)
22 ナセル・チャドリ(ウェストブロムウィッチ)
7 ケビン・デ・ブライネ(マンチェスター・シティ)
18 トルガン・アザール(ボルシアMG)
14 ドリース・メルテンス(ナポリ)
▽FW
9 ロメル・ルカク(マンチェスター・ユナイテッド)
▽ベンチ
1 ティボ・クルトワ(チェルシー)(GK)
13 クーン・カステールス(ヴォルフスブルク)(GK)
2 ジョルダン・ルカク(ラツィオ)
8 ユーリ・ティーレマンス(モナコ)
11 ケビン・ミララス(エバートン)
16 スティーブン・デフール(バーンリー)
17 ディボック・オリギ(ヴォルフスブルク)
19 ムサ・デンベレ(トッテナム)
21 レアンデル・デンドンカー(アンデルレヒト)
23 ローラン・シマン(モントリオール・インパクト)
25 アドナン・ヤヌザイ(レアル・ソシエダ)
26 ロラン・ドゥポワトル(ハッダースフィールド)
【了】
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