ヨーロッパリーグでロメル・ルカクと対戦した久保裕也【写真:Getty Images】
現地時間14日に、ベルギー代表対日本代表の国際親善試合が行われる。FW久保裕也は、日本にとって特に脅威になる選手としてFWロメル・ルカクを挙げている。ベルギー『HLN』がコメントを伝えた。
久保は現在、ベルギー1部のヘントでプレーしている。同じくベルギーのワースラント=ベフェレンに所属するMF森岡亮太、かつてスタンダール・リエージュなどでプレーしたGK川島永嗣とともに、今回の対戦に向けて現地メディアから注目されている選手の一人だ。
多くのスター選手を揃えているベルギー代表だが、久保は特にルカクを警戒しているようだ。「本当にトップレベルの選手です。ヤング・ボーイズにいた時にヨーロッパリーグで対戦しましたが、それ以来忘れられません。彼のフィジカルやプレースタイルは信じられないほど強烈ですね」と語った。
ルカクは日本戦に先立って10日に行われたメキシコ代表との親善試合で2ゴールを記録。24歳にして通算30得点でベルギー代表の歴代最多記録に並んでおり、日本戦に記録更新が懸かる。
一方で久保は、日本が“お手本”にすべき選手として、ルカクとは異なり小柄な体格の2人を挙げた。「ドリース・メルテンスとエデン・アザールは僕らにとってお手本になります。彼らのようになるのは多くの日本人選手にとって夢のようなことですね」
「プレースタイルという面では真似ができます。僕らと同じようなプレースタイルです。もちろんメルテンスやアザールの方がはるかに凄いですけどね」と久保は対戦相手に賛辞を送っている。
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