ベルギー代表のエデン・アザール【写真:Getty Images】
現地時間14日に、ベルギー代表対日本代表の国際親善試合が行われる。今回の日本代表に招集されているメンバーの市場価値総額は、ベルギーの中心選手であるMFエデン・アザールひとりにも及ばないという。
ベルギーメディア『voetbalnieuws.be』は、大手移籍情報サイト『transfermakt』のデータを用いて両チームのメンバーの市場価値を比較。それによれば、日本の選手の市場価値総額はアザールの市場価値の7割程度でしかないとのことだ。
チェルシーで活躍し、プレミアリーグ屈指の選手として評価されるアザールの市場価値は7500万ユーロ(約99億9000万円)。これに対し、日本代表メンバーの総額は5275万ユーロ(約70億3000万円)となっている。
今回の日本のメンバーで最も高額と評価されているのはFW大迫勇也の550万ユーロ(約7億3000万円)。DF吉田麻也とFW久保裕也が500万ユーロ(約6億7000万円)で続いている。
ベルギー1部リーグのクラブの所属選手の価値総額とも比較されており、アンデルレヒトが最高額の1億ユーロ(約133億円)。クラブ・ブルージュが6700万ユーロ(約89億3000万円)で2位。アザールは、アンデルレヒトを除く母国の全クラブの選手価値総額を上回っていることになる。
日本代表の“ビッグネーム”不在もこの評価額には影響している。『transfermarkt』で日本人選手の市場価値1位とされる香川真司(1300万ユーロ=約17億3000万円)と2位の岡崎慎司(700万ユーロ=約9億3000万円)は今回不在。だが本田圭佑は250万ユーロ(約3億3000万円)と評価額が大きく下がっており、数字の上では価値総額低下に大きく影響していない。
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