代表復帰が期待されるFWズラタン・イブラヒモビッチ【写真:Getty Images】
現地時間13日、ロシアW杯欧州予選のプレーオフが行われ、合計スコア0-1でイタリア代表に勝利したスウェーデン代表が見事3大会ぶりに本選へ駒を進めた。これにより、元同代表のエースFWズラタン・イブラヒモビッチの代表復帰待望論が全世界で巻き起こっている。
2001年から2016年の約15年間、スウェーデン代表の選手としてプレーし続けたイブラヒモビッチは、通算116試合に出場し62ゴールをマーク。結果を残し続けた同選手は、スウェーデンサッカー界の英雄的存在としての地位を築いている。
しかし、現在イブラヒモビッチは、所属先のマンチェスター・ユナイテッドの試合で負った右膝の前十字靭帯断裂により戦線を離脱中。復帰時期も定かとはなっていない。それにもかかわらず、各国メディア、そしてスウェーデン国内からも多くの人が復帰を望んでいる状況となっている。
復帰が実現するかどうか。これに答えたのは、イブラヒモビッチの代理人を務めるミーノ・ライオラだった。世界的にもかなりの知名度を持つ名代理人は「私に権利があるのなら、彼を連れていくよ」とスウェーデン紙『Expressen』に語っている。
イブラヒモビッチ自身も、母国の歓喜を知った後「We are Zweden」とツイートしている。自信の名前と国名をかけた「Zweden」という文字を使っていることが何かを暗示しているのか。しばらくの間は、英雄の復帰を叫ぶ声が止むことはないかもしれない。
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