2016年までスウェーデン代表でプレーしたズラタン・イブラヒモビッチ【写真:Getty Images】
ロシア・ワールドカップ(W杯)欧州予選プレーオフの2ndレグが現地時間の13日に行われ、イタリア代表とスウェーデン代表が対戦。0-0のドローに終わり、2試合合計スコアを1-0としたスウェーデンが本大会出場権を獲得した。
W杯出場が決定したことで、マンチェスター・ユナイテッドに所属する元スウェーデン代表FWズラタン・イブラヒモビッチに対する“復帰待望論”も浮上。同国史上最多の62ゴールを記録しているベテランFWが、大舞台での戦いに向けて戻ってくることも期待され始めている。
イブラヒモビッチ自身は、ツイッターで「We are Zweden」とコメントして母国のW杯出場を祝福した。自身の名前と国名をかけた「Zweden」という造語を用いたことは代表復帰を示唆しているのではないかとの見方もある。
だがスウェーデン代表のヤンネ・アンデション監督は、イブラヒモビッチが話題の中心となる状況への不満を口にした。試合後のコメントを英紙『テレグラフ』などが伝えている。
「信じられないことだ。彼は1年半前にスウェーデン代表でのプレーをやめたが、今でも彼のことが話題となっている。このチームにいる素晴らしい選手たちについて話をするべきだと思う」と述べ、本大会出場を勝ち取った選手たちを称賛すべきだと訴えた。
現在36歳のイブラヒモビッチは、EURO2016を最後にスウェーデン代表を引退。今年4月には膝に重傷を負い、現在は離脱中だが、年明け前後にはプレーを再開できるのではないかと予想されている。
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