イタリア代表のジャンピエロ・ヴェントゥーラ監督【写真:Getty Images】
ロシア・ワールドカップ(W杯)欧州予選プレーオフの2ndレグが現地時間の13日に行われ、イタリア代表とスウェーデン代表が対戦。0-0のドローに終わり、2試合合計スコア1-0でスウェーデンがW杯出場権を獲得した。
2006年大会優勝など4度の世界制覇を誇る強豪国イタリアにとってはまさに悲劇というべき予選敗退。W杯に出場できないのは1958年大会以来60年ぶりという歴史的な異常事態となった。
イタリア各メディアは、選手たち以上にジャンピエロ・ヴェントゥーラ監督を酷評している。伊紙『ガゼッタ・デッロ・スポルト』は、奮闘した選手たちに対してそれぞれ「5点」や「6点」などの採点をつける一方で、ヴェントゥーラ監督には「3点」をつけた。
「史上最悪の(イタリア)代表監督のひとりとして歴史に残ることになった。コミュニケーションは横柄で、メンバー選びは思いつき任せ。内容もなく、予選突破もなく、何もなし。アーメン」と指揮官は評されている。
『トゥットスポルト』はヴェントゥーラ監督に対し、異例の採点「0」をつけた。「イタリアはスウェーデンから2試合で1点も奪えなかった。だが彼だけの責任ではない。(予選グループで)スペインに敗れたあと、上層部にもっと勇気を持てる者がいさえすれば良かった」と、予選途中での解任を決断すべきだったと論じている。
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