イタリア代表を引退するジャンルイジ・ブッフォン【写真:Getty Images】
ロシア・ワールドカップ(W杯)欧州予選プレーオフの2ndレグが現地時間の13日に行われ、イタリア代表がホームでスウェーデン代表と対戦。0-0のドローに終わった結果、イタリアは2試合合計0-1で本大会出場を逃した。
実に60年ぶりとなるW杯予選敗退により、イタリア代表のひとつの時代が終わる。試合後には、39歳のGKジャンルイジ・ブッフォン、34歳のMFダニエレ・デ・ロッシ、36歳のDFアンドレア・バルザーリ、33歳のDFジョルジョ・キエッリーニのベテラン選手4人が代表引退を表明した。
最年長のブッフォンは、ロシアW杯の終了後に代表と現役を引退する意志を以前から表明していた。だが予想外の形で、代表引退の時は数ヶ月早く訪れてしまった。
ブッフォンはこれまで1998年から2014年まで5大会のW杯にメンバー入り。控えGKだった98年大会を除き、4大会で試合に出場していた。
過去にはメキシコのアントニオ・カルバハルとドイツのローター・マテウスが、5回のW杯でメンバー入りして試合に出場したことがあった。ブッフォンがロシアW杯でメンバー入りを果たせば6大会の参加は歴代単独最多、試合に出場すれば5大会で歴代最多タイとなるはずだったが、記録は幻に終わることになった。
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