ベルギー代表のMFエデン・アザール(左)と日本代表MF山口蛍【写真:Getty Images】
14日(日本時間15日)にベルギーとの国際親善試合を予定している日本代表は、同代表との過去4回の対戦成績で驚くべきデータを残している。
現在FIFAランキング5位のベルギー代表は、チェルシー所属のMFエデン・アザールやマンチェスター・シティで絶賛活躍中のMFケビン・デ・ブライネを擁するタレント集団。ロシアW杯の欧州予選では、グループHを2位ギリシャと勝ち点9差の首位で終え、楽々とW杯出場を決めている。
そんなベルギー代表との試合は苦戦が予想される日本代表だが、過去の対戦成績ではポジティブな数字が出ている。
初の顔合わせとなった1999年は、フィリップ・トルシエ監督率いる日本代表が、ホームで0-0のスコアレスドローを記録。2002年には、両者は日韓W杯のグループリーグで対戦し、2-2の引き分けを演じている。
3度目の対戦は2009年の5月に行われたキリンチャレンジカップ。岡田武史監督率いる日本代表は、当時FIFAランキングを62位と大きく落としていたベルギー代表に4-0の快勝を収めた。
そして、最後に両者が対戦したのは2013年の11月。翌年にブラジルW杯本選を控えていた日本代表は欧州へと遠征し、当時FIFAランキング5位のベルギー代表に挑戦を挑んだ。点の取り合いとなった試合の中で、日本代表は最終的に3-2で勝利している。
開催国として臨んだ2000年のEURO大会のグループリーグ敗退を機に協会主導の育成改革に着手したベルギーは、近年その成果が実を結び、欧州でも有数のタレントをそろえるチームとなっている。
そのベルギーに対し、過去4戦無敗、さらには現在2連中と相性の良さを見せている日本代表だが、果たして今回の親善試合では新たに無敗記録を更新することはできるのだろうか。
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