スイス代表のリカルド・ロドリゲス【写真:Getty Images】
ロシア・ワールドカップ(W杯)欧州予選プレーオフの2ndレグが現地時間12日に開催され、スイス代表と北アイルランド代表が対戦。0-0のドローに終わり、2試合合計スコア1-0でスイスが4大会連続11回目の本大会出場を決めた。
アウェイでの1stレグに1-0の勝利を収めていたスイスはホームで苦戦を強いられ、北アイルランドにゴールを脅かされる場面もあったが、無失点で乗り切ることに成功。ゴールを奪うこともできなかったが、予選突破に必要なスコアで試合を終えた。
後半アディショナルタイムには、北アイルランドのCKからゴール前に上げられたクロスに対して飛び出したGKヤン・ゾマーがボールに触れず、DFジョニー・エバンスがGK不在のゴールに向けて決定的なヘディングシュートを放つプレーがあった。だがゴールライン上でカバーに入っていたDFリカルド・ロドリゲスが辛うじて弾き出し、同点での延長戦突入を阻止した。
今季からミランでプレーするロドリゲスは、1stレグでも決勝点となるPKを決めるという大きな役割を果たしていた。2試合を通して決定的な場面で仕事をした25歳の左SBはスイスの予選突破の立役者となった。
「ロドリゲスが母国を救う」「スイスの予選突破の英雄に」「ロドリゲスのおかげでW杯に」など、各国メディアがこぞってその働きに賛辞を送っている。
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