ハリス・セフェロビッチ(左)【写真:Getty Images】
現地時間12日、W杯欧州予選プレーオフ2ndレグが行われスイスは北アイルランドと対戦した。試合は0-0に終わるが2試合合計1-0となりスイスが4大会連続11回目の本大会出場を決めた。
この日のスイスは多くのチャンスを作りながらも得点を挙げることが出来なかった。そのやり玉に挙げられたのはFWハリス・セフェロビッチだった。前半から幾度となくシュートチャンスがありながら決められなかったセフェロビッチは86分に交代した。その際スタジアムからブーイングが浴びせられた。
試合後、スイス代表のキャプテンを務めるDFシュテファン・リヒトシュタイナーはテレビインタービューで「ファンのブーイングは良くない行為だと思う」と述べ、FWブリール・エンボロも「ハリスは献身的に働いた。ブーイングは理解することが出来ない」とサポーターの対応に疑問を呈した。
スイス紙『ターゲス・アンツァイガー』では、試合後にセフェロビッチは涙を流していたと報じている。この涙はW杯出場を決めた嬉し涙だったのか、それとも自らのブーイングに対しての悲しい涙だったのか。
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