ブラジル代表のGKカッシオ【写真:Getty Images】
フランスのリールで現地時間10日に行われている日本代表対ブラジル代表の国際親善試合で、ブラジル代表はハーフタイムにGKを交代させた。
ブラジルは前半から日本代表を圧倒。前半10分にネイマールがPKを決めて先制すると、その数分後にも2本目のPKを獲得した流れからマルセロが追加点を突き刺す。ガブリエウ・ジェズスも3点目を加え、3-0のリードで前半を折り返した。
ハーフタイムを終えたブラジル代表は、先発でゴールを守っていたレギュラーGKのアリソンをベンチに下げた。交代で投入されたのは、今回の招集メンバーでは第3GKと位置づけられるカッシオだ。カッシオは30歳にしてブラジル代表での初キャップとなった。
テストの意味合いが強い試合だとはいえ、負傷などの理由もなくGKを交代されるのは、対戦相手にとってはある種の屈辱だと言える。日本代表は2006年ワールドカップ(W杯)のブラジル戦、14年W杯のコロンビア戦でも控えGKを投入される悔しさを味わったが、またしてもブラジルに余裕を見せつけられてしまった。
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