ネイマールは前回2014年の日本戦で4ゴールを奪った【写真:Getty Images】
日本代表は10日、ブラジル代表と国際親善試合で対戦する。世界のトップクラス相手に実力を測ることができる重要なテストマッチだ。
しかし、日本にとってはいささか分が悪い戦いになりそうだ。単純なクオリティの差だけでなく、ブラジルの絶対的支柱ネイマールとの相性が最悪というデータが残っている。
ブラジルメディア『グローボ』によれば、ネイマールは今年10月まででブラジル代表通算81試合に出場し、52得点を記録している。ゴールを奪った相手を国別に分析すると、日本は最も多くゴールを許していることになる。
ネイマールと日本の初対戦は2012年10月の国際親善試合で、この時に2ゴールを挙げた。さらに2013年のコンフェデレーションズ杯で1ゴール、2014年10月の国際親善試合では4ゴールを奪った。3試合で合計7ゴールである。
この数字に『グローボ』紙は、「日本がネイマールの最大の犠牲者」と相性の良さを強調している。2位以下は4得点のアメリカ、3得点の南アフリカ、アルゼンチン、ボリビア、中国、コロンビア、エクアドル、2得点のカメルーン、クロアチア、スコットランド、チュニジアと続く。
日本はネイマールを止め、ブラジル有利との下馬評を覆せるだろうか。通算4度目の対戦となる試合は日本時間10日の21時開始予定となっている。
【了】