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疑惑の判定でW杯が遠のいた北アイルランド、指揮官は「信じられない」。国民も怒り心頭

text by 編集部 photo by Getty Images

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PKではないと抗議する北アイルランド代表【写真:Getty Images】

 北アイルランド代表は現地時間9日、ワールドカップ(W杯)欧州予選プレーオフのファーストレグでホームにスイスを迎え、0-1で敗れた。北アイルランド陣営は判定に対する不満を爆発させている。英紙『デイリー・メール』などが伝えた。

 W杯欧州予選で10試合を戦って9勝したスイスに苦しめられた北アイルランドだが、唯一の失点は不運な形だった。スイスのMFジェルダン・シャキリがペナルティエリア外から放ったボレーシュートをMFコリー・エバンズがブロックしたところで主審がPKとジャッジ。実際にはハンドではなく肩に当たっていたが、このPKをDFリカルド・ロドリゲスが決め、これが決勝点となった。

 マイケル・オニール監督は試合後、『スカイ・スポーツ』に対して、「ボールの腕の上部というよりも背中側に当たっていた。全く信じられない」とコメント。不満をあらわにした。

 北アイルランド代表の公式ツイッターでは、「ボレーが選手の腕にあたり、レフェリーがPKを宣告した。選手は信じられないといった様子」とつぶやかれている。

 『デイリー・メール』はさらに、ツイッター上のファンのコメントを紹介。あるファンは「自分が見た中で最も凶悪なPK。イエローカードにしてもそうだ。10秒のリプレイで全てが解決する」とつぶやき、またあるファンは「30年にわたってサッカーをやったり見たりしているが、最悪の判定だ」と怒りを吐露した。

 1986年以来となるW杯出場を目指している北アイルランド。判定で本大会出場を逃すようなことは望んでいない。

【了】

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