ウィリアンが日本戦でブラジル代表のキャプテンを務めるようだ【写真:Getty Images】
現地時間10日に国際親善試合で日本代表と対戦するブラジル代表では、“14人目”のキャプテンが誕生するようだ。ブラジルメディア『グローボ』が報じている。
日本戦はチッチ監督が就任してから16試合目となる。これまでの15試合では、13人の選手がキャプテンを務めてきた。DFミランダとDFダニエウ・アウベスのみが2度にわたって腕章を巻いたが、他の選手達は一度ずつその役目を果たしてきた。
そして、次なるキャプテンに選ばれたのはMFウィリアンだという。チェルシーに所属するテクニシャンは、太ももの負傷を抱えて欠場が濃厚なMFフィリッペ・コウチーニョに代わって日本戦で先発出場が予想されている。
かつてはネイマールがブラジル代表のキャプテンを務めていたが、チッチ監督はチームの全員に責任を意識させるため、あえて固定せず多くの選手に腕章を託してきた。これまでの15試合でキャプテンマークを巻いたのはミランダ、ダニエウ・アウベス、レナト・アウグスト、フィリペ・ルイス、フェルナンジーニョ、ロビーニョ、ネイマール、チアゴ・シウバ、コウチーニョ、マルセロ、パウリーニョ、カゼミーロ、マルキーニョスの13人だった。
その間に敗れたのは、チアゴ・シウバが腕章を巻いた親善試合のアルゼンチン戦だけ。誰がキャプテンでも、ブラジル代表の選手たちはいつもと変わらないプレーを見せられる証左と言えるかもしれない。
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