ファビオ・カンナバーロ監督【写真:Getty Images】
中国スーパーリーグ(CSL)の天津権健で指揮を執るファビオ・カンナバーロ監督が同クラブを退任した。
2016年から指揮を執っていたカンナバーロ監督は今季チームを3位に導き来季はクラブ史上初となるAFCチャンピオンズリーグ(ACL)の出場権の獲得に貢献した。なお独メディア『spox』は後任候補として元フィオレンティーナ監督のパウロ・ソウザ氏の就任が濃厚と報じている。
同メディアでは新たな挑戦として44歳のカンナバーロ監督が同リーグの広州恒大の監督に就任する可能性が高まっていることを伝えている。
広州恒大は今季を含め7季連続で優勝している中国で最も強いクラブである。現在同クラブで監督を務めるルイス・フェリペ・スコラ―リ監督は既に今季限りでの退任が決定しており後任にカンナバーロ監督の就任が有力視されている。
なお監督就任が実現した場合、カンナバーロ監督にとっては2015年2月から5月の間に指揮を執っていたこともありいわば古巣への復帰ということになる。
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