クロード・マケレレ氏がベルギー1部オイペンの監督に。久保や森岡との対戦も?【写真:Getty Images】
元フランス代表のクロード・マケレレ氏が、ベルギー1部のKASオイペンで監督に就任することが発表された。
同氏は今年1月からプレミアリーグのスウォンジーでアシスタントコーチを務め、ポール・クレメント監督とともにチームを残留に導いて高い評価を得ていた。監督業はバスティアを率いていた2014年11月以来、3年ぶりとなる。
パリ・サンジェルマン(PSG)で2011年に現役を退いた後、カルロ・アンチェロッティ監督の下でアシスタントコーチとして経験を積んだマケレレ氏は、バスティアで初めてトップリーグのクラブを指揮した。この挑戦は失敗に終わったが、PSG時代に同僚だったクレメント監督に請われて今年1月に指導の現場へと戻ってきた。
マケレレ氏の退団を発表したスウォンジーは「スウォンジー・シティFCに関わる全員から、クラブに貢献したクロードへ感謝したい」と、次なるキャリアの一歩を踏み出すコーチを送り出した。
オイペンは現在ベルギー1部で16チーム中最下位に沈んでいる。成績は14試合を終えて2勝4分8敗と惨憺たるもので、23ゴールを奪っている一方、39失点はリーグ内最悪の数字だ。そこでジョルディ・コンドム監督を解任し、マケレレ監督を招へいした。
クラブ公式サイト上では「オイペンは新監督のクロード・マケレレを温かく歓迎します。卓越した選手としてのキャリアに加え、44歳のフランス人は海外での指導の経験も持っています。全てのチームにとって“エンジン”であるマケレレは、ファイティングスピリットとフェアプレーを同時に具現化します」と、これまでの経験や人格面が高く評価されている。
なお、マケレレ監督は7日の練習からさっそく新天地オイペンでの指導を開始する。同日には監督就任記者会見も行われる予定となっている。
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