元ストーク・シティのディオナタン・テイシェイラ【写真:Getty Images】
プレミアリーグのストーク・シティは5日、過去に同クラブに所属した元U-21スロバキア代表DFのディオナタン・テイシェイラが死去したことを発表した。25歳だった。英メディア『BBC』などによれば、死因は心臓発作だとみられるとのことだ。
「ストーク・シティの元DFであるディオナタン・テイシェイラが25歳で突然亡くなりました。遺族に心からの追悼の意を表します」とクラブの声明には記されている。トニー・スコールズCEOは、「ディオナタンはチームの中で人気者だった。これほど若くして亡くなったことは受け入れがたい」とコメントを述べた。
テイシェイラが最後に所属していたモルドバのシェリフ・ティラスポリの発表によれば、同選手は今年夏に生まれ故郷のブラジルに帰国したあと、再合流を予定していたが戻らなかったとのこと。「誰もが彼が戻ってくるのを待っていた。彼は永遠に我々の心に残る」と述べられている。
テイシェイラはブラジルで生まれ、16歳の時に欧州に渡ってスロバキアのクラブに加入。2013年にはスロバキアのパスポートを取得し、同国U-21代表でもプレーした。
スロバキアの複数クラブを経て2014年にはストークへ移籍し、2014/15シーズンと15/16シーズンのプレミアリーグで各1試合に出場。今年1月にストークを退団したあとシェリフに加入し、昨季のモルドバリーグ優勝に貢献していた。
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