ダビド・シルバは在籍8シーズン目を迎えているマンチェスター・シティを離れることになるのだろうか【写真:Getty Images】
マンチェスター・シティの絶対的支柱として君臨するスペイン代表MFダビド・シルバだが、今季限りで他クラブへ移籍する可能性が取りざたされている。英紙『サン』が報じた。
同選手の獲得に興味を示しているのはリバプールとインテルだという。前者は怪我がちなアダム・ララーナの代役、そして今季限りで退団が濃厚なドイツ代表MFエムレ・ジャンの後釜として、後者はルチアーノ・スパレッティ監督が中盤の創造性不足解消のためにD・シルバの獲得を望んでいるようだ。
来年1月に32歳を迎えるが衰える気配はなく、むしろ年々スケールの大きな選手へと成長しているD・シルバだが、シティとの契約は2019年夏までとなっている。ペップ・グアルディオラ監督は契約延長を要求し、クラブも1年の延長を提示する構えだというが、現時点で交渉は進んでいない。
今季のD・シルバはプレミアリーグだけで11試合に出場して1ゴール7アシストと目覚ましい結果を残しており、グアルディオラ監督が採用する4-1-2-3システムのインサイドハーフとしてチームに欠かせない柱となっている。
2010年にバレンシアから加入して今季で8年目。クラブの経営規模的にすぐの実現は困難だが、将来的には故郷カナリア諸島のラス・パルマスで現役を終えるプランもあると『サン』紙は伝えている。年々円熟味を増す“魔術師”の将来やいかに。
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